プレコグニティヴX

基本情報

  • ジャンル:リアルタイム対戦推理ゲーム
  • 対象年齢:10才以上
  • プレイ人数:1~6人
  • プレイ時間の目安:30分

どんなゲーム?

少しだけ未来が見える「犯罪予知能力者」(プレコグ)となって、数分後の“事件”の真相を推理し、犯罪阻止を目指します。最優秀な成績を修めた1人だけが予知能力捜査官として正式採用されます。

ゲームの勝利条件は?(目的)

最高得点者の勝ちです。最小限の能力発動で、より早く正確に“事件”の真相にたどり着くほど、高得点を獲得できます。

ゲームの特徴は?(形式)

全プレイヤーが同時にプレイし、リアルタイム(制限時間3分)で、サーチ能力の発動(タイルめくり)と推理(メモへの書き込み)を行います。
「解決編」で街を“自動行動”する6人のうち、凶器を持って最初に現場に到着する人物こそが犯人です。
言わば、ミステリー仕立ての「論理+レース予想+リアルタイム」ゲームです。

ゲームのツボは?(ジレンマ)

サーチ能力でマップ上の裏向きタイルをめくるほど、人物や凶器の追加情報が得られますが、獲得できる点数は下がってしまいます。100%確実な推理はできなくても、なるべくタイルをめくらず(時には1枚もめくらず!)、多くの真相を的中させる必要があります。
サーチすべき裏向きタイルの見極めは重要です。どれをめくれば真相に近づき、推理の精度が上がるでしょうか? 真相を究明する論理的な思考と、サーチや得点の確率的な(時にギャンブル的な)戦略を、3分という短い制限時間の中で並行して行わなくてはなりません。
めくるたびに推理を修正し、どこでサーチを打ち切るかも重要な決断です。新情報によって推理の土台が崩れ、推理の立て直しを迫られることも…。
プレイヤーが立ち向かうのは、“事件”の犯人だけではありません。他のプレイヤー、運、タイムリミット、そして一番厄介なのは、思考や戦略を狂わせる、自らの焦る心。残り時間や他のプレイヤーの動向に惑わされず、落ち着いて…。

プレイフィール・プレイシーン

 刑事や探偵になって捜査・推理しているような気分とスリル、リアルタイムゲームならではの切迫感と解放感、推理的中時の爽快感が、短時間で味わえます。

リプレイ性・ゲームマスター不要

ミニボード4枚とタイル15枚を並べるだけで、毎回異なる事件とその真相が紡ぎ出されるのでくり返し遊べ、司会も不要です。
事件の糸口は、毎回異なる様相を呈するでしょう。すぐに見つけ出せるでしょうか?

その他

1人用ルールあり:自分だけの捜査スタイルを究め、最高ランクを目指すスコアアタックです。
攻撃要素なし:他のプレイヤーを攻撃・邪魔する要素はありません。
バリエーションルール:検問・タクシー・落とし穴(!)など、難事件があなたの挑戦を待っています。

思考力のゲームですが、大局観や直感、時には運で勝つこともあり、初心者から熟練者まで一緒に楽しめます。

クレジット

ゲームデザイン:与儀新一「天下鳴動」「木馬と英雄」
制作:77spiele(ナナナナシュピーレ)

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